虎獅子聖竜(こじし・せいりゅう)の算命人間学

別名赤獅紅虎または虎獅アンパンマン松田朗長

昨日死刑執行された秋葉原通り魔事件の加藤智大をみる

前の記述の安倍晋三と彼を暗殺した山上徹也の記事を書いていた途中、あの秋葉原通り魔事件の実行犯の加藤智大の死刑が執行された。事件の起こった2008年6月8日から14年以上経っての執行だった。彼の生年月日は1982年9月28日生まれで沖縄返還年月日生まれの私より10歳年下。そんな彼が死刑執行された事に事件性からみて、やむを得ないと思いつつも残念な気がしてならない。彼に関する記事を幾つかみたが、彼の弟は彼の起こした事件が元で2014年2月に自殺、両親はスパルタに子供達に接し、父親は笑顔を向ける子供に「ニタニタするな!」、母親は教師のステージママだが勉強づくしなのは勿論、御飯の食べるのが遅いと下に新聞紙を引いてその上に食べ物をまき散らして智大に食べさせる、などもはやスパルタ教育というより虐待に近い状態だった。秋葉原の犯行を実行した加藤智大は許しがたいけど、何よりも彼をそんな道に歩ませたのは、その弟の自殺も含め毒親ともいうべき両親の責任も大きい。逮捕後、彼は出版社の社長の協力の元、手記を書いているがその社長からみると智大は好青年でとても秋葉原事件を起こすような人間にはみえなかったという。一体、加藤智大という人物はどんな性格の持ち主だったのか?算命学から推測してみたい。

加藤智大、1982年9月28日、壬戌年、己酉月、甲寅日、子丑天中殺の水星人。

秋葉原事件時 2008年6月8日午後0時半頃、戊子年、戊午月、己卯日、庚午時。

加藤智大の事件発生時の大運 2006~15年は壬子(大運天中殺)

まず彼が初代運の子丑天中殺の水星人であった事。親の恩恵を受けない初代運の持ち主で両親の影響が強いと開運できないタイプ。毒の両親を持つ彼は、両親と早く関係を断ち、自分なりに人生を切り開いていくべきだった。そして事件発生時の彼の大運も2006年から壬子で大運天中殺に入っていた。更に事件発生時の年も戊子の天中殺年で自分が自分でなくなる、自分らしさを失い判断も間違い易い時。それに大運天中殺が加わるのだから彼の場合、悪い意味でエスカレートしたのだろう。そして事件発生時の干支をみると子、二つの午、卯で方角では真北、真南、真東に位置し真西の酉があると正桃花殺

もしくは四正、四旺といい命式にある場合、異常開運するとか色情に揉まれやすいとされるが智大の命式に酉が月支にあり、事件発生時、成立していたのである。勿論、彼と同じ生年月日の人が智大と同じ運命になるとは限らないが智大の場合、毒両親から離別できず、成人後も救いとなるべき親しい人間関係も作れなかった。なおかつ自制もきかなかったがためにこのような悲惨な結果となってしまったのだろう。事件発生時、智大は死刑を望むべく事件を起こしたそうだが、死刑執行直前でも果たしてそう思い後悔はなかったのか?また最近、安倍元総理を暗殺した山上徹也も彼の死刑執行についてどう思ってる事であろうか?