虎獅子聖竜(こじし・せいりゅう)の算命人間学

別名赤獅紅虎または虎獅アンパンマン松田朗長

宿命相互中殺、日支相互中殺、年支相互中殺について

算命学では相互中殺というものがあり、別名を互換中殺とも言われてるけど私としては相互中殺は広義で三つあるとみている。

 

①宿命相互中殺。

一般に互換中殺といい、一人の命式で日干支の天中殺の十二支が年支にあり、年干支の天中殺の十二支も日支にある。つまりは宿命生年中殺と宿命生日中殺の重複。当然ながら宿命生年中殺と宿命生日中殺の特徴が同時に現れると共に、六星の霊合星人(宿命生年中殺に当たる)の、太く短い人生か細く長い人生か極端に分かれる、という特徴が表れやすい。概して主役をはるような目立つ生き方をすると生き急ぐ傾向。

有名人の代表例:石原裕次郎1934年12月28日、甲戌年、丙子月、癸酉日生まれ。年干支の天中殺、日干支の亥天中殺

②日支相互中殺

一般に相互中殺というとこのケースが該当する。自分の日干支の天中殺が相手の日支にあって、相手の日干支の天中殺も自分の日支にある場合が該当。先の裕次郎氏の申酉天中殺の甲戌と乙亥は、戌亥天中殺の壬申と癸酉が相互中殺の関係に当たる。私の生まれ日の丙午なら丁未と共に寅卯天中殺なので相手が午未天中殺の庚寅や辛卯日生まれと生日相互中殺の間柄に、生まれ日が戊午か己未なら子丑天中殺なので午未天中殺の戊子と己丑が生日相互中殺の間柄となる。概して天干木行なら水行と、火行なら金行と、土行は正反対に位置する天中殺の同じ土行と、この関係になる。

特徴としては仕事のパートナーとしては自分の欠点や気づかない点をカバーしあい最高となるが理解できない者同士であるため私生活を共にするのは向かず結婚の相性としては凶と定めている。

有名人の代表例: 松田聖子神田正輝

松田聖子 1962年3月10日、壬寅年、癸卯月、丁未日生まれ。寅卯天中殺(木星人+宿命二中殺)

神田正輝 1950年12月21日、庚寅年、戊子月、庚寅日生まれ。午未天中殺(火星人+)

木梨憲武と安田成美

木梨憲武 1962年3月9日、壬寅年、癸卯月、丙午日生まれ。寅卯天中殺(木星人+宿命二中殺)

安田成美 1966年11月28日、丙午年、己亥月、辛卯日生まれ。午未天中殺(火星人+宿命相互中殺)

③年支相互中殺

自分の日干支の天中殺が相手の年支にあって、相手の日干支の天中殺も自分の年支にある場合が該当する。つまりは0学でいう0同士の相性、六星占術の互いの地運が共に停止などの大殺界同士の相性が当てはまる。吉凶両極端に分かれ一般的には凶方向に現象が表れやすいが、天中殺期は逆に守護神となる。俗にいう薬の相性。病気の時に薬は良効果を示すが健康時に薬は有害で不要な事から。天敵関係になりやすいが自分を無にする漫才のコンビやドラマの恋人同士などは非常にブレイクする。互いに損を顧みず、どこまで献身しあえるかが上手く行くかどうかの鍵。通常は無関心で全く無視しあう関係である事が多いが激しく衝突する不俱戴天の仇同士になる事もある。

まれに運命的、宿命的な出会いとみてゴールインする事も。しかし多くは途中で挫折するか、関係が円満に継続する場合は二人の掛けがえのない大切な誰か、あるいは金銭運、健康運、子孫運など何等かの運が犠牲になってるケースが殆ど。円満でも子供がいない夫婦はこのケースに該当してるのが多いのではないかと思われる。先に記した安倍晋三元総理と彼を暗殺した山上徹也がこの関係だった。

有名人の代表例 

松平健大地真央(1987年帝劇、風と共に去りぬレットバトラーとスカーレットで共演、意気投合し結婚するも離婚)

松平健 1953年11月28日、癸年、癸亥月、癸未日生まれ、天中殺。(金星人-)

大地真央 1956年2月5日、丙年、庚寅月、壬寅日生まれ、天中殺。(天王星人+)

 

 

達川光男高橋慶彦(広島カープOB、カープ現役から仲が悪く福岡ダイエーコーチ時代に大喧嘩)

達川光男 1955年7月13日、乙年、癸未月、乙亥日生まれ、天中殺。(金星人-日座)

高橋慶彦 1957年3月13日、丁年、癸卯月、甲申日生まれ、午天中殺。(火星人-)