虎獅子聖竜(こじし・せいりゅう)の算命人間学

別名赤獅紅虎または虎獅アンパンマン松田朗長

寅卯天中殺(木星人)の解釈・宿命仲間中殺

六星で木星人とされる寅卯天中殺。木星人の解釈では地味で目だたないが跡継ぎ運だとか、家庭を大事にするとかといわれているが、この場合の家庭は結婚して出来る「後天的家庭」を示し、実家や生家である「先天的家庭」はむしろ縁が薄いといえる。

東を意味するのは「母親や兄弟姉妹」「友人」を示すが、そこが天中殺にあたり父親以外の身内と縁が薄く、幼少期の幼馴染の友人とも寅卯天中殺は縁が薄い。父親が亡くなると実家、生家の人間と縁遠くなる。

その代わり、西の配偶者とその家族である舅姑、小姑、小舅など嫁ぎ先の婚家の人間とは縁が深く、男性も妻の家庭の人間と縁が深く繁栄させる。この点は先の申酉天中殺の金星人とは正反対。

寅卯天中殺の木星人が跡継ぎ運で重宝されるのも、結婚相手の家庭を繁栄させる運を持っているからで子供の結婚相手には木星人を絡ませよ、という六星の解説もこれによるものだと思う。

初期天中殺で物事の始めは出遅れ、苦労する初物に弱いタイプだが、一度要領を得るとパワーを発揮する。ゆえに変化の激しい職業分野は概して苦手。

友人運も一般的な同世代とは、うまくいかず、本来なら友人になりにくい年齢差のある相手や外国人など育ちの違う相手と友人になれる運を持つ。