虎獅子聖竜(こじし・せいりゅう)の算命人間学

別名赤獅紅虎または虎獅アンパンマン松田朗長

風の時代というより水瓶座♒と射手座♐の時代

立春を過ぎ、東洋の暦では本格的な辛丑年に入ったけど西洋でも本格的な風の時代に突入したとみる事が出来るようだね。去年、土星♄が12月17日に、木星♃が12月19日に山羊座♑から水瓶座♒に入って12月22日グレートコンジャンクション(以下グレコン)を形成、以後、グレコンは約400年間、水瓶座♒、双子座♊、天秤座♎の風の星座で起こるという事から「風の時代」到来とされている。それまでは牡牛座♉、乙女座♍、山羊座♑の地の星座でグレコンが起こり「地の時代」だったんだよね。地の時代の代名詞は価値ある物、計画性、堅実、物質、貨幣、所有などだったんだけど「風の時代」にはもうそれらが通用しないという事だね。実際、私は牡牛座♉生まれ、山羊座♑の木星♃、蟹座♋の金星♀と火星♂のコンジャンクションを持ち、所有欲とか金銭欲とか強いはずだったのにそれらに執着が湧かなくなってしまったからね。木星♃と土星♄の12月22日の水瓶座♒のグレコン時、その水瓶座♒の守護神である変革を意味する天王星♅が我が牡牛座♉に、破壊を意味する冥王星♇が山羊座♑に位置し、地の星座の時代の終焉を感じざるを得なかったね。実際にアメリカ合衆国では南北戦争終了後も南部諸州でずっと翻った南軍旗を奴隷制の名残として完全撤廃したし、時代の変革を感じさせる。今も流行中のコロナも見方を変えれば増えすぎた人類の粛清ともいえるのかもしれない。

 

ところで風の時代到来だというけれど実際には私個人では今回グレコンの起こった水瓶座♒の時代で水瓶座♒の時代は同じ風の星座の双子座♊や天秤座♎より水瓶座♒と共通項の多い射手座♐の方が躍進するのではないか、実質的には水瓶座♒と射手座♐の時代なのではないかと思ってる。水瓶座♒と射手座♐の共通キーワード、自由、寛大、対等、友愛、挑戦、冒険、淡泊、未来志向、個性尊重、個人主義がモノをいう時代、幸福や成功と結びつく時代なのではないかと思う。

最後にその射手座♐と水瓶座♒は十二支や動物占いではどれが対応するのか?長らく射手座♐が木星♃にある時の年の十二支は亥か子、水瓶座♒が木星♃にある時の十二支は丑か寅だった。星座にも男性星座と女性星座があり射手座♐も水瓶座♒も男性星座であり十二支も陰陽がある事から射手座♐は子、水瓶座♒は寅に該当、更に十二運星では子は胎児の星の天報星に当たり動物占いでは狼🐺、寅は小児の星の天貴星に当たり動物占いでは猿🐵にあたる。いずれも精神や現実のスタート地点、軌道修正の効きやすい柔軟性や変わり易さがあり、序列や優劣のない世界を示すといえる。