虎獅子聖竜(こじし・せいりゅう)の算命人間学

別名赤獅紅虎または虎獅アンパンマン松田朗長

宿命生年中殺について

天中殺には6種類あるけれど、その天中殺の十二支が生年にあると宿命的に年柱に天中殺を持つという事で宿命生年中殺という。

 例えば子丑天中殺なら子年生まれか丑年生まれの人、寅卯天中殺なら寅年生まれか卯年生まれの人がそれに該当する。

 実は六星の霊合星人は宿命生年中殺の人にほぼ該当する。ほぼ該当と答えたのは六星が太陽暦を基にしてるので本来は太陰暦を基とする算命学と1月1日の元旦生まれから2月3日頃の節分までの生まれの人については霊合星人=宿命生年中殺とならない。

 有名人だと石原良純は霊合星の木星人(寅+)だが、彼は1962年1月15日で算命学では寅年でなく前の丑年扱いであり、宿命生年中殺ではない。

 大分横道にそれてしまったけど生まれ年は算命学からみて先祖、実家を意味するので全般的にそれらと縁遠くなる傾向だけど天中殺によっては逆に実家と縁を切りたくても切れず、腐れ縁的になるケースもある。初代運の子丑天中殺の水星人や食み出し運の戌亥天中殺の土星人や辰巳天中殺の天王星人の場合が該当する。

 最近なくなった私の叔父も宿命生年中殺の子丑天中殺だったけど実家から離れたくても実家の人間と縁を切りたくても切れず、親戚づきあいがそれなりに終始続いていた。

 逆に申酉天中殺の金星人や午未天中殺の火星人、そして寅卯天中殺の木星人が宿命生中殺になってると本来の相続運が稼動せず実家や生家の恩恵を受けれなくなる。尤も寅卯天中殺の木星人の場合、実家や生家という先天的家族に縁が薄いので逆転的に実家や生家と腐れ縁になるという傾向もあるけれど。

 いずれにしても祖先の地と縁が薄くなるので離郷、独立が求められる。