虎獅子聖竜(こじし・せいりゅう)の算命人間学

別名赤獅紅虎または虎獅アンパンマン松田朗長

宿命生月中殺について

宿命生年中殺が生まれ年が天中殺に当たる人なのに対し、生まれ月の十二支が天中殺に当たる人を宿命生月中殺という。例えば辰巳天中殺の天王星人で月の十二支に辰か巳があるケース、午未天中殺の火星人で月の十二支が午か未があるケースが該当。

生まれ月は「家系の流れ」「現実」「社会」「自己精神」を意味し、そこが天中殺にあたる宿命生月中殺の人は家系の流れを受け止められず、現実社会になじめない面を持ち戌亥天中殺の土星人や辰巳天中殺の天王星人でなくてもアウトサイダー、社会からの食み出し者になりやすい。

逆に本来、食み出し者である戌亥天中殺の土星人がこのケースだと逆に社会に溶け込んだり、辰巳天中殺の天王星人の場合、逆に本来の庶民性が現れず逆に土星人的な孤高の一匹狼になるケースも。日本の大投手である江夏豊が生月中殺の天王星人。

宿命生月中殺である場合、拘りを捨て現実に身を任せる生き方がベスト。自己精神が中殺されているので自分のポリシーに拘っても上手くいかず苦しむ結果になりやすい。

なお、同じ生月中殺でも天中殺によって特色は変わるようだね。

★子丑生月中殺:精神力で乗り切る個性的で強い人が多い。自然・旅行などを好む。

★寅卯生月中殺:公私共に保守的で平和な状態を作る役割がる人。

★辰巳生月中殺:不安定さを精神力でカバーする。それが気性の激しさにもなる人。

★午未生月中殺:経済観念にやや疎いものの穏やかで奉仕の精神がある。

★申酉生月中殺:仕事人間になるが、なぜか孤独、孤高がつきまとう。

★戌亥生月中殺:不安定ゆえの変化が多くなり、新しいもの好きになる。