虎獅子聖竜(こじし・せいりゅう)の算命人間学

別名赤獅紅虎または虎獅アンパンマン松田朗長

天恍星・天堂星・天貴星の特徴

引き続き身中の星とされる天恍星・天堂星・天貴星の解説を続けるよ。

天恍星。エネルギー7点の星。恍とは調べてみたら「ぼんやりする様、うっとりする様」を意味し恍惚などに使われる。恍惚とは物事に心奪われてウットリする様であり十二運サイクルでは産後産湯を使う状態、四柱推命では沐浴といい沐浴とはお風呂に入る事、韓国では今でも銭湯を沐浴という。人間としては反抗期の中高生の青年期を意味し、いずれにしても発情などエロシズムと関連する。四柱推命の吉凶星の桃花と関連する。セクシーであり動物占いではチーターになぞらえるのもこの特徴からか。また太陽サイクルでは正に日の出から間もない太陽で地表から離れ出る様子から離郷運の持ち主とされ海外雄飛で運を開くといわれている。恍惚を感じさせるだけに目立ちモテる人ではあるが力強さに関してはやはり今一歩という感じがする。

 

天堂星。エネルギー8点の星で点数的にはかなり高いものの黒ヒョウのような力強い前進力は感じさせない星。人間サークルでは老人を意味し、社会においては一歩退いた相談役、閑職者のイメージ。力強さはないものの落ち着いていてホッとさせる。しかし老人だけに老獪な面も持つ、飛んだ狸である事から動物占いではたぬきに当てはめられてるのかも。コアラと並び結構、策士的な感じも。またたぬきも化けるため、毛で覆われてるひつじ同様、本音が分からないと言われる人も多いと思う。土壇場になるとなかなか強かな面も。しかし老人の星だけに前向きに推進していこうという気概にはやはり残念ながら欠けているのではないかと思われる。典型的な古い物好き。京都や奈良など歴史ある街にいくと存在感を示すのではないだろうか。

 

天貴星。エネルギー9点の身中星で流派によっては身強に入れられる事も。人間サークルではこの世に生まれ出て周囲に祝福される状態、あるいは無垢な小学生を意味する事も。12ある中では最も安穏の星で女性には特に吉意が強い。男性も円満だが力強さや逞しさにはやや欠ける点も。素直で快活、もっとも健やかな星である。動物占いでは猿が該当するが猿は動物の中で最も人間に近く人間らしいともいえる。この星の特徴は素直なだけに環境に染まりやすい点。仲間が良識ある人間だとそうなり不良だと擦れてくる。また決断に関しては優柔不断な面があり、それゆえにトップに立つのは不向きという視点もある。天に貴いと書く事からプライドは高く自らモラル違反の行動を取る事はまずないだろう。新しいもの好きな反面、目上を敬う気持ちも強い方が多いと思う。