虎獅子聖竜(こじし・せいりゅう)の算命人間学

別名赤獅紅虎または虎獅アンパンマン松田朗長

天胡星・天庫星・天印星の特徴

前回、天馳星・天極星・天報星の事を書いたので続いて身弱傾向にある天胡星・天庫星・天印星の事についても書きたくなったので記述する事にするね。尤も天庫星と天印星は身中星に入るのだけど。

 

天胡星。エネルギー4点の身弱星。人間12運サイクルでいう所の病人の状態。入院患者のイメージでベットに休む事が多く活動は本を読んだり和歌など記述物を書いたり小物を作るのがせいぜい。それゆえに文学や芸術を嗜好する人が多いかも。力強さは感じないものの知性や豊かな感性を感じる人が多く、それを活かした職業についてる人が多い。動物占いでは子守熊(コアラ)が当てはまられてるけど確かにコアラのようにのんびりした人が多く、アクセクするのが大嫌い。場合によっては怠け者に見える事も。フランダースの犬ではネロを絵ばかり描いてる怠け者とみてガールフレンドのアロアの父であるコゼツ旦那に嫌われるけど周囲からそんな風にみられる事も。しかしそれは一面に過ぎず結構、世の中を見る目は肥えていて強か、世渡りもなかなか上手な知恵者という感じ。言い訳、自己弁護は巧みだが大業を成しえないのが惜しい所か。この星は天の胡(えびす、外人)と書くけど何故そのような名称なのかは今の所不明。

 

天庫星。エネルギー5点の身中星。読み方は日本語では「てんこせい」と先の天胡星と同じだが区別するため「てんくらせい」と読む事も。人生サイクルでは死んで墓に入れられる状態。その事からこの星を持つ人は墓守と言われ墓を守る家族の後継者の役割を示す。また大運にこの星が回ると墓は私が守るのでどうぞ黄泉路へ、という事で身内の死に会いやすくなる。美空ひばりは母親と弟二人を立て続けに亡くしたけどその時の大運にこの星が回っていた。この星の持ち主も堅固な墓を意味する所から天極星同様、頑固な面があるとの指摘がある。また墓は古代エジプトや中国では沢山の供え物も共に入れられた事から物質運あり、とか性情は吝嗇という意味も。動物占いでは「ひつじ」が該当するが、真面目なモラリストだが経済観念が発達した堅実なしまり屋という解説があり、単純なお人よしではない。本音も見せない点から体毛で覆われたひつじを動物占いでは使用したのかもしれない。

 

天印星。エネルギー6点の同じく身中星だが人生サイクルだと胎児として新しい生命が宿り母体で養われ続けるという様。赤子を意味する星でもあり動物占いでも唯一の子供キャラである子じかを該当させている。赤子が泣く様子からこの星を持つ人は大人になっても子供のようにギャーギャー煩い人が多いが、それはあくまで身近な身内あるいは好きな相手にだけにみせる性情で、打ち解けない人間には距離を置いたまま他所他所しく振舞う。私の母の兄と下の姉が晩年天印星の持ち主でうるさ型で苦手なタイプだった。私の経験上、私と同じ晩年天将星の人の間では晩年天印星の持ち主に悩まされる人が多かったね。人見知りが強くおどおどしてるのに何故か晩年天将星の相手には喰ってかかる人が多く私も晩年天印星の持ち主とは先の母方の伯父伯母含め衝突・対立が多かった。この星の天印星という名称も成り立ちは何なのかは今の所、不明。