虎獅子聖竜(こじし・せいりゅう)の算命人間学

別名赤獅紅虎または虎獅アンパンマン松田朗長

黒ひょうには人徳がある?

私の持つ虎やライオンと並んで身強の動物に入る黒ひょうさん。身強の動物のためか、私も結構縁のある動物ではあるよね。黒ひょうは八字の四柱推命では冠帯、算命学では天南星に当たり、正義感は強いものの独り善がりになりがちで周囲と摩擦を起こし易いとされる。しかし、その前進力は大したもので前向きに行動する躍動感は虎もライオンも敵わないという感じ。リーダー適任で男性的な星なだけに男性は命式、特に本質を司る生まれ日に持って欲しい星で、女性も勝気で社会で大活躍する運勢を持つ。人気芸能人も多い星であり、松田聖子中森明菜キンキキッズのダブル堂本、いずれも本質が黒ひょうである。強さは虎やライオンと比べると、やや劣るもののライオンや虎は特に女性は強すぎて、それゆえに女性の穏やかな幸せを望めない面があるが黒ひょうはせいぜい生意気にみられる程度で周囲の人間を駄目にする強さはないので羨ましいよね。

 

羨ましいといえば黒ひょうが本質の人は陽タイプは四柱推命では我が道を行くライオン(甲寅日)や強い意思を持った子じか(庚辰日)と並んで「日徳」が導かれ陰タイプは陽の子守熊の人と並んで「暗禄」が備わるという点。いずれも人徳や福禄が備わる吉星で先祖に守られ現世では社会から愛される星。分かり易く以下に整理すると

感情豊かな赤の黒ひょう(丙辰日)、

面倒見の良い茶の黒ひょう(戊辰日)、

束縛を嫌う青の黒ひょう(壬戌日)は陽タイプの黒ひょうで「日徳」がつき、

情熱的な橙の黒ひょう(丁未日)、

気取らない黒の黒ひょう (己未日)、

落ち込みの激しい紫の黒ひょう(癸丑日)は陰タイプの黒ひょうで「暗禄」がつく。

もっとも陰タイプは凶星の羊刃がつくが紫は偏官と合しバランスが取れ吉化する。一方、橙や黒の黒ひょうは私とは相性が良いせいなのか私からみたら好人物が多いが、それ以外の周囲受けは何故か良くないケースが多かったね。それでも以上の黒ひょうと私も該当する虎と比較すると本当に黒ひょうは羨ましいという感じがする。虎の陰タイプの愛情あふれる黒の虎(己巳日)、楽天的な橙の虎(丁巳日)、慈悲深い紫の虎(癸亥日)は吉凶星はつかず虎にしては内向的な面があると指摘されるくらいだけど虎の陽タイプの私も属する動き回る赤の虎(丙午日)、パワフルな茶の虎(戊午日)、ゆったりとした悠然の青の虎(壬子日)は配偶者や子供など家庭を犠牲にする凶星「日刃」がつき孤独感を味わい易く偏官七殺が不可欠な星。性質は「日徳」と正反対なわけだからね。