虎獅子聖竜(こじし・せいりゅう)の算命人間学

別名赤獅紅虎または虎獅アンパンマン松田朗長

天中殺の解釈

天中殺。別名空亡、六星では大殺界と称され、さもや恐ろしい時期だと巷に取られたものだ。確かに怖い面も無きにしもあらずだけど、かといって天中殺の時期は不幸の身が起こるかというとそうではない。

天中殺は良かれ悪しかれ自己コントロールが効かず、自分の思い通りにならない。

というのが正しい解釈で結果だけみると僥倖だったりする事もある。

しかしいずれにしても自分の希望通りに沿わない好結果なので、メンタル面ではどこかもやもやして納得できない、などストレスが溜まり、それゆえ天中殺はやはり悪い時期と捉える事もできる。六星占術はその極例だと思う。

では、天中殺の時期はどのように対応して生活すればいいのか?

 私なりの解釈としては自己の拘りを捨て与えられた現実社会に対応し自我に走らない事。

当たり前な事だけど人間誰しも自分の思い通りに生きていきたいし、実際、一般成人はそのように生きている。ところが天中殺になると不思議とスランプに陥ったり、抵抗力が弱まり風邪を引きやすくなるなどの現象が起こる。無理をするとかえって酷い目にあいやすい。

逆に周囲の人間にあわせ、自己主張を出さないようにすると楽なばかりか、悪い事など

殆ど起きずにすごしてしまう。現在天中殺の戌亥天中殺(六星の土星人)や来年天中殺に入る子丑天中殺(六星の水星人)は共通して自我が強く妥協が苦手ゆえに天中殺の災厄が強烈に現れる傾向にあるので、ぜひ実行してみてほしい。